吃音って治るの?【吃音当事者が調べまくってみた】

本記事では吃音は治るのかついて、解説していきたいと思います。

まず、吃音ってなんだ?という方は先に吃音症とは?を読んでみてください。

 

歴史を見ると、吃音症は今に始まった障がいではなく、昔からあった障がいだとされています。

まずは吃音治療の歴史から見ていきましょう。

 

その前に、治るか治らないか結論を先に提示しておきます。

結論から言うと、治る人””います

”も”を強調させました。

治る人もいれば、治らない人もいます

「えー…治らないの」と思った方、安心してください。これから詳しく解説していくので、最後まで見てくださいね!

まずは吃音治療の歴史をみていきましょう。

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吃音治療の歴史

吃音治療として認知されているもので、最も古いのは、1800年にヨーロッパで行われていた発生練習だと言われています。

発生器官、呼吸器官に障がいがあるとして、取り組まれていたそうです。

でもこれ実は、今でも行われているんですよね(笑)

発生練習の方法は違っても、発生練習というのは今でも行われています。

ただ、発生練習で吃音は一時的に改善するものの、完治には至らずまた再発するというのが一般的です

だから、「吃音者のストレスになるだけで全く効果がない」と発生練習そのものを否定する吃音研究者もいます。

 

ここで僕が言いたいのは200年以上も前の治療法が今でも行われているということは、一向に吃音研究は進んでいない”ということです

ちなみに発声練習で治ったという方もいるようです。

でも万人にその治療法が通用するかというと、そうではないみたいです。

だからこそ吃音の治療法は確立していないんですよね。

 

他にも最近では精神を鍛えて吃音を治療するだとか、薬を使って症状を和らげることなどが行われています

薬に関しては本当に一時しのぎで、効果が切れたら苦しくなっちゃうとかあるかもしれないので、あまりおすすめはしません。

”ここ一番”って時に服用するのがいいんでしょうね。

吃音は治るのか

吃音が治るかどうかは冒頭でお伝えしました。

もう一度言います。

治る人もいれば、治らない人もいます。

 

ただ吃音症を発症してから年月が長ければ長いほど、自然治癒は難しいと思ってください。

吃音症の幼いお子さんをもつ親御さんにはぜひ知っておいて貰いたいことがあります。

だいたい年齢でいうと小学校低学年ぐらいであれば、環境さえ整えてあげると吃音は自然治癒する可能性が高いです

”吃音=辛いもの”といった意識が根付いてしまうと、自然と治りにくくなってしまいます。

だから、吃音を苦だと感じない環境を作ってあげる必要があります。

学校に配慮してもらうだとか、家でのお子さんへの対応だとかです。

僕は言語聴覚士でも医者でもないので医学的なことはわかりません。

でも僕が吃音を勉強してきた中では、この情報は結構に目にすることが多かったです。

 

僕は3、4年ほど吃音で病院に通っていました。

有名な言語聴覚士の先生に診てもらっていたのですが、その先生も、「まだ小さい子は環境を整えてあげれば大丈夫だ。」とおっしゃっていました。

僕は中学生の頃に通い始めたということもあるのか、治りませんでした(笑)

ですので、お子さんが吃音だという親御さんは、まずどこでもいいので言語聴覚士のいる耳鼻科に通ってみてはいかがでしょうか。

 

補足

私を診てくれた言語聴覚士は”都筑澄夫”先生です。Benesseでも紹介されている方ですね。リンクを載せておきます。

子どもが「吃音」かもしれないと思ったら【前編】基礎知識

大人は治らないの?

大人でも治る方はいます

あと、ちなみに!

大人になって吃音が発症してしまう人もいるみたいですね。(ストレスとかが原因らしいですけど…。原因は定かではありません。)

大人になって吃音が発症してしまった方も割と治る可能性が高いです

これはあくまで私が勉強してきて得た情報なので間違ってるかもしれません。でもせっかくなら試してみてください!(笑)

治す方法は簡単です。

吃音を意識しないことです。

どもっても、気にしないこれが大切になってきます。

「いや、無理だよ。」と思われるかもしれませんが、吃音初期ならおそらく症状も軽いと思います。連発がメインですかね。症状が重くなればなるほど、治すのは困難になります。

ただ気にしないように意識するだけなので、試してみてください。物は試しです。お金もかかりません(笑)

昔から吃音なんだけど…治らないの?

僕はこのタイプですね(笑)

結論から言いましょう!

治る可能性は低いです

もう僕も覚悟してます。吃音と付き合っていくということを。

ただ、治らないわけではありません。独自の手法で吃音を治してしまう人もいます。

吃音って1つの治療法が万人ウケする訳ではないんですよね。

”あの人”がこの治療法で吃音が治ったとしても、”あなた”がその治療法では治るとは限りません。

 

次の章では、吃音歴が長い人はどうなるのかを詳しく見ていきたいと思います。

吃音は治す(克服する)ことはできなくても改善することはできる

見出しにもある通り、治すことはできなくても改善することはできます

完全に吃音を消すことができなくても、吃音を抑えることはできるということです。

僕は言友会に出向いたことがあるのですが、ほぼ吃音者なのかどうかわからないような方が複数人いました。でもたまにどもるんです。本人曰く、治ってはいないが、極限まで改善することはできたとのことです。

僕は改善法を聞きました。そしていくつかのアドバイスを頂くことができました。それを少し紹介します。

これから紹介する改善法の根底にある考え方

まず、これを把握しておいてください。

”どもる”という感覚を忘れる

どもることは一種のクセなんだとおっしゃていました。

そのクセを忘れるために、出来るだけどもらない工夫が必要だとのことです。

これを念頭に置いて、これから紹介する改善法を見ていってください。

ゆっくりしゃべる

大前提に、ゆっくり喋るように意識することが大切みたいです。

よく、「ゆっくり喋ってごらん」と健常者に言われて、不快に思う吃音者がいると思います。ゆっくり喋ってもどもるから悩んでんだろ!と言いたくなりますよね(笑)

でもそれ、あながち間違ってないみたいですよ!

吃音者は自分の思ってる以上に早口みたいです。自分の声録音してみてください。客観的にみてみると、確かに早口だと感じるはずです。

早口だからこそ、ゆっくり喋ってと言われやすいのかもしれませんね^^;

吃音なのでどもります。それなのに早口で喋るというのはもっと難易度が高く、どもってしまうのも当たり前です。

車に例えると、全速力でかっ飛ばしてるのと同じなんです。そりゃ事故りますよ^ ^

戦場カメラマンの渡部陽一さんはご存知ですか?あの人すごいゆっくり喋りますよね。イメージとしてはあれくらいでいいんじゃないでしょうか。ちょっとオーバーに感じるくらいで喋ってみてください!

会話の初めに「え〜」や「あの〜」を入れる

これ試してみてください。これやるかやらないかで全然違います。よく大人が大勢の前で発言する時「え〜」って言いますよね。あれは次の言葉に繋ぎやすくするために無意識に言ってしまうのです

吃音者は「え〜」や「あの〜」を意識的に言うようにしてみてください

例えば、

「え〜〜今日の担当は……。え〜〜そういうことで宜しくお願いします。」

みたいな感じです。

先ほど、吃音者はつい早口になってしまうとお伝えしました。それに歯止めをかけるためと思っていただくといいかもしれません。そして、「え〜」を入れることによって次の言葉がスムーズに出やすくなります。

車で例えると、アクセル踏みっぱなしだと事故りますよね?だから、たまにブレーキをかけてあげる必要があるのです。

言いにくい言葉はあえて言わなくていい

言いにくい言葉を他の言葉に言い換えることを吃音業界では、そのままですが、言い換えと呼びます。これは吃音者がよくやる工夫の1つです。

工夫はしてはいけないという人もいます。先ほど取り上げた、都築先生もそのようにおっしゃいます。

(まあ僕はこれができなくて、都築先生の治療法では治らなかったんですけどね。)

でもこの改善法は出来るだけ、どもらないようにする工夫が必要です。だから、言いにくい言葉は言い換えて結構です。こっちの方が吃音者としても楽ですよね?

注意してもらいたいこと

『どもりそうだから言わない』

これだけはやめてください

言いたことがあるなら、工夫してでも言いましょう。上にあげた、ゆっくり喋る。「え〜」などを入れる。言い換えをしてもいい。を実践するだけでもどもりにくくなります。

どもりそうだから言わないというのは吃音業界では”回避”と言います。これはどもることへの恐怖が強いあまり、やってしまう行為です。

矛盾するようですが、どもってもいいんです。

回避するくらいならどもってください。

 

吃音をほぼ改善された方からお聞きした、吃音改善法をまとめた記事があります。

『ゆっくり喋る』や、『「え〜」や、「あの〜」を入れる』というのは吃音改善方法①|吃音を忘れるで取り上げたものになります。

かなり詳しく書いていますので、ぜひ吃音で悩まれている方は参考にしてみてください。

»吃音改善方法①|吃音を忘れる

【吃音改善者に聞いた】吃音改善方法|誰でも取り組める『吃音を忘れる』

2019年1月15日

終わりに

いかがだったでしょうか。物は試しです。何もやらないくらいなら、やってみてください。吃音が治るかもしれません。

 

改善法に関しても、合う合わないは人それぞれだと思います。でもしつこく言いますが、やらないよりかはやった方がいいです!

僕はこの改善法を試してみて、少し楽になりました。

 

しかしまだ課題は残っています(笑)

僕は”ゆっくり喋る”ことを意識しているのですが、ついつい早口になってしまいます。これは自覚があります。

だから、常に”ゆっくり喋る”ことを意識したいと思います。

それでは!最後まで読んで頂きりがとうございました!

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