バイクのオイル交換、いつもバイクショップでやっていませんか?
ズバリ!それは損しているかもしれません。
オイル交換は自分で簡単にできます!
しかも費用はエンジンオイルなどの消耗品代のみ。
時間もさほどかかりません。
では実際に、ショップでのオイル交換は、自分でオイル交換するのに比べてどのくらい損しているのかを解説していきます!
本記事は、バイクショップでのオイル交換を否定しているわけではありません。
オイル交換の損得の話になります。
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■目次
そもそもオイル交換とは?

オイル交換について簡単に説明します。
バイクに限らず、自動車にはエンジンオイルが必需品です。
エンジンオイルの主な役割は以下になります。
- 潤滑
- 冷却
- 洗浄
- 防錆
- 密閉
これらの役割を果たすエンジンオイルは、定期的に交換しないと時間の経過や使用に際し、しだいに劣化していきます。
だからオイル交換を怠ると、もろにバイクのエンジンがダメージを受けるようになり、バイクの故障に繋がってしまうのです。
「エンジンオイルさえ交換しておけば、バイクは乗り続けられる」なんて言われるくらいです。
【徹底比較】セルフオイル交換vsショップオイル交換

それでは早速、セルフオイル交換とショップでのオイル交換の比較をしていきます。
- 費用
- 時間
本記事では上記の要素に焦点をあてて比較・解説していきます。
オイル交換にかかる費用
記事最後に、僕のホーネットでのセルフオイル交換と、ショップオイル交換でのかかった費用を例にだしますので、最後までご覧ください。
セルフオイル交換
セルフオイル交換では工賃などありませんから消耗品代で費用はすみます。
エンジンオイル:800円〜2000円/1L
ドレンワッシャー:30円〜80円/1枚
廃油箱(任意):400円/2.5L
(フィルター交換:800円/1個)
上記がオイル交換に必要にな消耗品とその代金です。
また、最初だけは工具や、廃油トレーなどの道具費用がかかります。
工具:お値段いろいろ
オイル受皿:500円
オイルジョッキ:400円
使い捨てゴム手袋:500円/1箱-100枚入り-
ショップでのオイル交換
ショップでのオイル交換は、消耗品に加え、工賃が費用としてかかります。
しかも、バイクショップに売られているエンジンオイルの価格は、ネットで売られているものに比べ400円ほど割高になっているケースがほとんどです。
ショップのエンジンオイルが割高な理由は、ショップでのオイル交換を前提とした価格設定だからだと考えられます。
例として、某大型バイクショップでのオイル交換工賃は、以下のようになります。
ショップで買ったエンジンオイルでのオイル交換は、工賃1000円前後。
持ち込みエンジンオイルでのオイル交換は、工賃2000円前後
(オイル&フィルター交換の場合、工賃2000円。持ち込み工賃4000円)
このように、バイクショップに頼んでオイル交換をすると、割高エンジンオイルに加え、工賃もとられてしまうので、結構な損をしてしまいます。
エンジンオイル代だけでも安く済ませようとしても、持ち込みオイルでの工賃は倍になるので無意味です。
オイル交換にかかる時間
オイル交換にかかる時間は、慣れしだいです。
慣れてないとショップに頼むより時間がかかってしまいます。
でも、慣れてしまえば、自分でオイル交換した方がショップに頼むより早く終わります。
バイクショップに頼む場合、移動時間や待ち時間を含めれば、なんだかんだ1時間以上かかりますからね。
ショップ:1時間以上(移動時間・待ち時間こみ)
セルフオイル交換(慣れてない):1時間〜2時間(道具の片付け含め)
セルフオイル交換(慣れている):30分程度(道具の片付け含め)
僕の愛車、ホーネット250を例に費用の比較をしてみる

解説だけだとわかりにくいと思いますので、僕の愛車ホーネット250を例にオイル交換にかかる費用を見てみましょう。
実際にどれくらいの金額差が生じるのかを知ってもらえれば幸いです。
セルフオイル交換
エンジンオイル(HONDA ULTRA G2):1079円×3本=3237円
ドレンワッシャー:1個50円
廃油箱2.5L(任意):400円
計3687円 (約3500円)
自分でオイル交換をすると、約3500円かかることがわかります。
[オイル交換費:3687円]+[フィルター:667円]=4354円
計4354円 (約4500円)
オイル交換と同時にフィルターも交換すると、約4500円かかることがわかります。
ショップオイル交換
エンジンオイル(HONDA ULTRA G2):1400円×3本=4200円
ドレンワッシャー:1個50円 (工賃に含まれることも)
工賃:1000円
計5200円 (約5000円)
ショップに頼んでオイル交換をすると、約5000円かかることがわかります。
[オイル交換費:5200円]+[フィルター:750円]+[工賃:1000円]=6950円
計6950円 (約7000円)
オイル交換と同時にフィルターの交換もお願いすると、約7000円かかることがわかります。
セルフオイル交換・ショップオイル交換の金額差まとめ
上記の具体例から金額差をまとめると、
自分でオイル交換をすると、1500円安く済ませることができる。
自分でオイルとフィルターの交換をする場合、2000円安く済ませることができる。
自分でオイル交換できるようになると、1回のオイル交換だけで1500〜2000円も安く済ませることができるのです。
250ccバイクのレギュラー満タン分は浮きます(笑)
排気量が大きいほど、オイル交換の費用は高くなる
オイル交換は排気量が大きいバイクほどお金がかかります。
ホーネット250では金額差が1500円〜2000円となりましたが、リッターバイクでは金額差が2000円〜2500円になることもザラです。
また、アンダーカウルがついてるバイクは、その脱着料金だけで+1000円かかることもあります。
オイル交換は何度もするもの
オイル交換は1度やれば終わりではなく、バイクに乗り続ける限り、定期的なオイル交換が必要になります。
3ヶ月に1回のペースでオイル交換をすると仮定します。
そうすると、1年間に4回オイル交換をすることになります。(フィルター交換は年2回)
オイル交換全てを自分でやると、ショップに頼んでやるのに比べ、年間7000円の出費を減らすことができるのです。(ホーネット250の例)
7000円あれば、好きなカスタムパーツを買うことだってできますね。
【心配ない】オイル交換は自分でできる!

オイル交換は慣れてしまえば、本当にチャチャと終わらせることができます。
作業も直ぐに終わるので、特に手間と感じることもないと思います。
「でも、やっぱり素人の私がオイル交換するのは不安。」
「オイル漏れしないかな…。」
と思うかもしれませんが、手順通りにオイルを交換すれば大丈夫です!
しっかりボルトを締め付ければオイル漏れの心配もありません。
トルクレンチなども、浮いた7000円があれば買えます。
今では、オイル交換の手順などはYouTubeやバイクブログで確認できますので、安心してください。
これさえあれば大丈夫。オイル交換の際に必要な道具
最後に、オイル交換の際に必要になる『道具』のリンクを貼っておきますので、参考にしてください。
↓【オイル受皿】↓
最初に揃えておくべき道具の1つです。
オイル受皿は日用品で代用できますが、エンジンオイル専用のものを買っておいた方が無難です。
機械油はしつこいですからね。
↓【オイルジョッキ】↓
こちらも最初に揃えておくべき道具です。
一度買えば、壊れるまで買い替えの必要はありません。
↓【使い捨てゴム手袋】↓
こちらは消耗品です。
この使い捨てゴム手袋は重宝します!安くて大量に手に入るのでコスパも最高ですよ。
↓【廃油箱】↓
あったら便利な道具の1つです。(消耗品)
これひとつあれば、油の処理もラクラクになりますよ!
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