バイクを初めて購入する方は、新車を買うか中古車を買うか迷いますよね。
僕の場合、学生の頃から欲しかったホーネット250という現行にはないバイクに乗りたかったので、中古でホーネット250を買いました。
でもやっぱり少し悩みました。
ホーネット250は生産終了されてから10年以上経つモデルで、一番古い型では20年以上の物もありますから。
かなり年季が入ってるものが多いです。
話を戻して、僕は最初のバイクとして中古車を買ったわけですが、何度か後悔しています。
なぜか。
結局、維持費・修理費を含めると新車と同等、もしくはそれ以上にお金がかかるし、実は事故車だったと気付いた時にはもう遅いからです。
新車か中古かどちらがいいか。
先に結論から言いますと、僕は初めてのバイクは新車をおすすめします。
その理由をこれからお話ししていきす。
以下に当てはまる方は初めから中古車でもいいかもしれません。
- 周りにバイクに詳しい人がいる。
- どんなにバイクが壊れようが気にしない。
- どんなにお金がかかろうが気にしない。
まずは新車と中古車のそれぞれの良し悪し(メリット・デメリット)を解説していきます。
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■目次
新車のメリットとデメリット

まず初めに、新車についてお話ししていきます。
新車のメリット
新車を買うことのメリットは以下の3点になります。
最新テクノロジー
新車を買って乗るということは、最新のテクノロジーを体感できるということです。
バイクに施されている技術は、数年前のものと比べて格段に向上しています。
簡単な例を出すと、トラクションコントロール(TRC)、ABSなどですね。
(細かく見れば他にもありますがここでは割愛します。)
TRC、ABSは、どちらも安全性を高めるための技術です。
すぐに壊れる心配がない
乗り方にもよりますが、新車は中古車に比べてすぐに壊れる心配がありません。
これ結構大切なことです。
僕のホーネット250は、納車されてすぐに不調になり、購入先のバイク屋にレッカーで運びました。
その時は、かなり不安だったのを覚えています。
安い買い物ではないですからね…。
その後はやはり不具合も多くて、修理不可能な部分もでてきてます(ホンダドリームでは事故車だと言われました)。
買ったところは、都内の中古車ショップ(正規ディーラーではない)です。
保証が充実している
バイクの保証にはメーカ保証と販売店保証がありますが、新車をディーラーや正規販売店で購入すると、前者のメーカー保証はほぼ100%受けることができます。
また、後者の販売店保証も受けられることが多いです。
しかし、中古車の場合、メーカー保証はほぼ受けられません。
販売店保証は受けられることが多いですが、期間はよくて1ヶ月といったところです。
バイクのメーカー保証期間は、通常2年です。
新車のデメリット
新車のデメリットは以下の点です。
価格が高い
新車のデメリットで最も目立つのは、この価格が高いということではないでしょうか。
各メーカー250ccバイクの新車平均価格が60万円だとすると、中古平均価格はそれより10〜30万円ほど安くなり30〜50万円くらいでしょう。
納車初期は乗り方に制限がある
新車が納車されてすぐは、乗り方に制限が課されます。
聞いたことあるかもしれませんが、新車には慣らし運転が必要なのです。
ですから、納車後◯◯◯◯km走るまでは、あまり回転数を上げないように運転しなければなりません。
中古車のメリットとデメリット

一口に中古車といっても様々。
状態の良いもの、悪いものがあります。
現行で販売されている中古バイクは、人気バイクなら新車とさほど変わらない値段が相場です。
非現行車でも人気バイクなら価格が落ちるどころかプレミアがつくものまであります。
そんな中、価格がすごく安いものにはワケがあるんです。いわゆるワケあり。
こういったこと全てまとめて中古車のメリット・デメリットを解説していきます。
中古車のメリット
中古車を買うことのメリットは以下の3点。
安く買える
中古のメリットとで多くの人が思い浮かべるであろうことが、”安く買える”ということですね。
ものによっては、新車価格の半額以下で買えるものもあります。
ちなみに僕のホーネット250は中古で総額40万で購入しました。
(当時の新車価格が55〜60万)
いまは販売されてないバイクが買える
僕のホーネット250のように、今は現行で販売されてないバイクは数多くあります。
中古車のメリットとして、そういったバイクを手に入れるという点があります。
ただ、今販売されてないバイクは古いものが多いので、ある程度メカニックの知識がないと納車後苦労してしまいます。
吹っ切れて改造しやすい
「中古車なんだから、改造しまくろう!」という方も結構います。
僕の友人でも、中古で安くバイクを買って、改造費の方にお金をかけている人がいます。
中古車のデメリット
中古車のデメリットは以下の2点。
当たり外れが激しい
中古車を買うデメリットは、当たり外れが激しいことです。
当たりを引ければ言うことなしですが、外れを引いた時の代償は大きいです。
何年もバイクに触れているベテランライダーは、粗悪な中古車を見抜く術があるかも知れませんが、初心者ライダーはそうはいきません。
僕は大きな声では言えませんが、外れの中古車を買ってしまいました。
外装はピッカピカでアイドリングも正常という理由で、今のホーネット250を購入しましたが、いざ乗り始めると問題がモリモリ出てきました。
総額40万円で買いましたが、その後の修理費なので結局20万以上かかってるので、新車を買うのと金額的に大差ありません。
今ではこんなホーネット250も愛車で手放す気は全くありませんが、納車当時は返品まで考えてディーラーに問い合わせまでしました。
中古車で外れを引いても自己責任とつくづく感じました。
新車ほど保証が充実しない
これは当たり前ですね。
保証については、新車のメリットのところで触れたので、ここでは詳しい解説を省きます。
それぞれの良し悪しを把握した上で決断しよう

新車を買うのも中古車を買うのも個人の自由です。
でもバイク選びの際は、いま僕が述べてきたメリット・デメリットを把握した上で決断するようにしてください。
どっちも捨てがたいメリットはありますが、その分それぞれデメリットもありますからね。
ちなみに、ぼくは今度バイクを買うなら新車にしようと考えてます。
現行にないバイクで欲しいものは今のところないので、あえて中古車を買う必要はないと思ってるからです。
みなさん、安全に楽しいバイクライフを過ごしましょう〜(^o^)/
それでは!
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